外壁塗装業界のリアルな気づきと、当社が大切にしていること
2025年09月12日 00:17
こんにちは、ままかりハウス代表の有友です。
今回は、お客様にぜひ知っていただきたい「外壁塗装業界の裏側」について、実際に私が電話調査・訪問・検索などを通じて分かってきたことをまとめます。お住まいの工事を任せる会社選びの参考になれば幸いです。
独立しやすい業界の特徴
外壁塗装の世界では、大手・フランチャイズ・訪問販売系を除くと、実は一人法人や個人事業主が大半を占めています。
職人さんは経験を積むと「自分でやってみたい」と独立する。
営業担当も「自分ならもっとお客様に寄り添える」と考え、独立する。
このように、比較的独立しやすい領域であるため、会社の規模感は本当にさまざまです。小さな会社でも腕のある職人がいたり、一方で規模が大きくても下請け任せだったりと、規模と品質は必ずしも比例しないのが現実です。
コンサルティングを受ける会社が多い理由
もう一つ見えてきたのは、経営コンサルティングに入ってもらっている会社が多いという点です。
船井総合研究所
トソーマ
営業助け舟(https://tskb.co.jp/3894271)
など、外部コンサル会社が積極的に外壁塗装業界へ入り込んでいます。
確かに「営業の仕組み化」「チラシの型」「WEB集客の仕組み」を導入すると効率は上がります。ただし私は正直、経営の醍醐味を手放しているように思えてなりません。
当社がコンサルを使わない理由
当社は一切コンサルを入れていません。
理由は大きく分けて2つあります。
身近に信頼できる相談相手がいるから
私の友人が「アビームコンサルティング株式会社」に勤めており、創業時から無料でアドバイスをもらっています。経営の根幹部分で困ったときに相談できる環境があるため、外部に高額なコンサル料を払う必要はありません。お客様に向き合う姿勢こそ最大の営業力だと考えるから
営業コンサルが教える「テクニック」は、結局のところ“売るための工夫”です。ですが本当に大事なのは、お客様に必要なことを正直に伝えることだと私は思います。
その結果、当社の成約率は60%前後を維持できています。これは決して「うまい営業トーク」ではなく、小細工せずに真摯に対応しているからこそ得られている数字です。
お客様に知っていただきたい選び方のポイント
ここで少し、会社選びのコツをお伝えします。
規模で判断しない
一人法人でも優秀な職人はいますし、大手でも下請けに丸投げするケースがあります。営業トークより誠実さを見る
耳ざわりの良い言葉よりも、「工事のリスク」「必要のない工事は必要ないと言えるか」を確認してください。提案内容と成約率を見る
成約率が高い会社は、それだけお客様から信頼されている証拠です。
当社のこれからの取り組み
正直に申し上げると、唯一外部の力を借りたいと感じるのはWEB分野です。
HPやLP(ランディングページ)の制作
広告運用(Google広告やSNS広告)
これらは専門的な知識やテクニックが必要であり、資金に余裕ができた段階で外注化を検討しています。
ただし、それまでは自分自身で勉強しながら、少しずつ改善していく予定です。これも「経営者としての醍醐味」だと感じています。
まとめ:お客様とまっすぐに向き合う
外壁塗装業界は、独立しやすい分だけ会社の数も多く、情報も玉石混交です。だからこそ「どの会社が本当に信頼できるのか?」が分かりにくい業界でもあります。
私たちままかりハウスは、小手先の営業テクニックに頼らず、お客様にとって必要なことを正直に伝える会社であり続けたいと思っています。
工事は一度きりのご縁ではなく、10年・20年と続くお付き合いの始まりです。これからも地域のお客様に選んでいただけるよう、誠実に取り組んでまいります。